人生とは理不尽の連続である

今朝の話。
事務所から連絡があり、前に勤めたいた部署から電話があった。
内容は、請求書の日付を変えてほしいというもので、誰でもできるような作業。
請求書を作成したのはオレだ。
だから、オレに修正しろという。
ただこの請求書は、会社の共有データベースに入っていて、誰でも閲覧ができ、かつ、編集もできる。
なのにだ!
それすらもしようとはしない。
前の部署から遠く離れ、すぐには届けらないのにである。
はあッ!?である。
日付修正して、印刷して、印鑑押印して、届けて、それでおしまいである。
なにも難しいことなんてない。
入社したての新人ならいざしらず、そこそこキャリアもあり、店舗の店長ともあろう者が、である、
この店長、まったく知らない仲というわけだはない。
かつてのオレの部下である。
部下だった頃から、自分の仕事以外の事はしない奴ではあった。
その頃は仕方ないかというよりは、今何もしなけらば後々苦労するだろうと思いながら、ほとんど指摘らしいことはしていなかった。
言っても無駄だったというのが理由だが、やはりしっかり教育しておけばよかったと後悔。
しかし、後悔先に立たず…だ。
オレは腹立たしさを隠さず、罵詈雑言を吐きながら修正して、そのバカに請求書を送り返す。
後は自分でやれ…だ。
それくらいできるだろう。
それもできないのであれば、いよいよである。
だが、こいつは上の人間からの評価が高い。
そして、要領がいいのだ。
クソ!
オレも要領がいい人間だったら、降格することもなかったのに!
人生とは理不尽の連続だ。
上に行けば行くほど、理不尽の度合いが増す。
と同時に、理不尽の連鎖から外れたことで見えたきた世界、否、昔に経験していた世界がなんとも幸せだったのかを再認識させられた。
がむしゃらに働いていた頃の充実感や、知らなかったことへの知的好奇心など、あの頃の感覚を思いだし、満たされている自分もいるのだ。
話がそれたがとはいえ、それでも少しは自分で何とかしろよ!というのが本音である。
早くこいつのメッキが剥がれないかな~というのが、今のオレの切なる願いである。