脳のやる気を引き出す3つの条件とは?

我々の脳をちゃんと働かせるには、脳がしっかり目覚めていることが前提である。これまで、睡眠を整えることが必須であることは説明してきたが、ここからは、さらに脳をやる気にさせる方法を解説する。脳がやる気になるための条件は3つある。

▼目次

「それ」しかない場所をつくる

脳は場所と行為をセットで記憶するので、勉強する場所では勉強だけをする。勉強する机で別のことをしてしまうと、その場所は勉強以外のことをする場所だと脳が記憶してしまう。集中して勉強したいならば、「それ」しかしない場所を作るのだ。脳は「そこ」に行けばすんなり「それ」を始めることができる。

脳が集中する時間に勉強する

脳は、時間帯によって分泌されるホルモンや脳波活動や体温の変化が決まっている。例えば、頭がぼーっとして働かなくなる時間帯に勉強を始めようとしても、勉強に集中できないのは当然だ。脳が最も集中する時間帯に勉強すれば、脳はあっさりと集中する。脳が最も集中力を発揮するのは起床から4時間後である。

半分分からない課題を設定する

普段とは気分を変えて図書館で勉強しようとしたら、すぐに眠くなって、結局ろくに勉強ができなかった…という経験はないだろうか?脳は新しいことにチャレンジすると予測ができないため、容量オーバーになって眠くなり、やる気をなくす性質がある。ただ、予測できすぎる環境でも退屈になり、やる気がなくなるのだ。脳が最もやる気になるのは、いつも通り取り組んでいたら、50%ぐらいは確実に答えが出せるが、残り50%はやってみなければわからないという状況だ。

まとめ

脳は生理的条件を満たせば、自然にやる気になる。やる気になりにくい状況では、いくら頑張ってもその努力は報われないのだ。

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