雑な駆け引きを仕掛けてくる相手にどう立ち向かうか?

ルート営業に近い職種なこともあり、ある一定の期間で訪問する営業先がある。
ただ、この営業先の厄介なところは、駆け引きを仕掛けてくることである。
営業であれば、駆け引きをされても当たり前…というのが、一般的な意見だろう。
オレもそう思う。
しかし、駆け引きの仕方が雑すぎて困っているのである。
オレのスタンスとしては、駆け引きされても当然の立場と認識した上で、先方が使いやすい業者を選択してもらえればいいと思っている。
つまり、時と場合によっては、オレの会社でなくてもいいと考えているのだ。
営業マンとしては間違っているのだろうが、営業されていた頃は、売られたくないモノを強引に買わされそうになったりと、なかなか嫌な経験をしていたこともあり、そのような考えに至ったのだと自己分析している。
相手の胸ぐらつかんで買わせるにしても、そんな調子では後々続かないと思うのだが、みなさんはどう考えるだろうか?
さて、駆け引きが雑について。
要は、同じサービスをオレの会社で行ってほしい、出来ないのであればライバル会社にお願いする、というのが趣旨である。
ところが、オレのスケジュールが厳しく、今月はできないので来月であればお受けする、場合によってはライバル会社を利用してもらっても構わないと伝えたら、どうやら断られたことに腹を立て、オレの上司に文句を言ったようなのである。
ムリなお願いだが、ライバル会社の名前をチラつかせれば、オレが「お受けします」と言うと思ったらしい。
別に上から目線ではなく、スケジュール的に厳しく、この営業先を優先させると他の営業先へのケアがおざなりになってしまう危険性があったため、お断りしたのである。
上司からは、フォローをすると言われたが、この上司をあまり信用していないので、多少ムリでもやることにした。
この上司についても文句があるのだが、機会があれば発表の場を設けたい。
初めからお願いしたいのであれば、言い方なりやり方なりあったと思うのだが、ライバル会社の名前を持ち出せば、お前ら営業マンはどんなムリなお願いでも聞くしかないだろう…的な思考(だと思う)に、正直、嫌悪感を持ってしまった。
プライドが高い人なのは初対面で分かったが、悪徳代官のやり口である。
いわゆる選民思想的な考えの持ち主で、例えるなら、中華思想という荒唐無稽でジャイアン的な感じの中国のようである。
例えとしては分かりにくいと思うが、シンプルに『嫌い』ということである。
なので、この営業先の担当者については、敵とみなして接することにした。
もちろん、大人なので露骨には出さないが、雰囲気だけは「テメー殺すぞ!」的な心の刃を持って、接していこうと思ってます(笑)。